久々のまとまった雨。試合中も止む事は無かった。水はけのいいベアスタのピッチも、これまでの大雨で水しぶきが出る状況に。それでも、ボールが止まる程にはならない芝。ベアスタはピッチも含めてやはり素晴らしい。
試合は、前半は鳥栖のペース。ナビスコ杯とはいえ、5失点した守備を早くも立て直していたのには驚嘆する。ただ、あれだけチャンスがありながら、決めきれないというパターン。鳥栖に限らず、負けパターンの典型。
後半、らしさを見せつける川崎に圧倒される。特に中村の技術はやはり代表のもの。田坂のバーに当たる強烈なシュートに、決勝点となった見事な高速ヘッド。これは、個の力の差。これはしょうがない。
しかし、鳥栖も諦めなかった。最後の最後まで戦う姿勢を見せつけた鳥栖。J1のチームらしくなった鳥栖を感じた。負けたのは、運が無かっただけだ。こういう日もある。
西日本新聞には、「16位の新潟が勝って、降格圏内まで勝ち点8差」というネガティブな記事が。実に、ばかばかしい。勝ち点8差とは上に勝ち点8を加えると、2位の広島に勝ち点で並ぶもの。そう考えれば、勝ち点8を詰めるのがいかに大変な事かが分かる。一つの負けで、降格圏うんぬんを記事にするなんてのは実にばかばかしい。
鳥栖はまだまだ上を目指せる。残留すればOKだなんて、誰も思っていない。
次の清水は、勝ち点3上の6位。勝てば、6位浮上もある。下を向く事無く、上を目指すのみ。それがサガン鳥栖だ。

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